スズメバチの生態について

スズメバチには産卵を行う女王蜂、メスではあるが産卵能力の無い働きバチ、オスバチがいます、この中で冬を越せるのが女王蜂だけです、ハチの種類によって異なるが4月上旬頃から5月下旬に頃にかけ出現します 活動を始めてもすぐは冬越しでの体力低下を回復する為に活発に成らず半月から一カ月かけ体力を回復させます。 その後、営業場所を決めて女王蜂一匹での巣作りが始まります、この時期の女王蜂は最初の働きハチが羽化するまで、巣作り、産卵、幼虫の世話、餌集めなど全ての仕事を一匹で行います。 やがて働きバチが羽化すると、今度は働きバチが巣作り、幼虫の世話、餌集めなどを行うことにより女王蜂は産卵に専念します、次々に働きバチが誕生すると巣作りや餌集めが活発化する為夏に向け巣はどんどん大きく成ります 種類により異なりますが8月頃から11月頃にかけオスバチが羽化し、その後 来年に向け新女王蜂が誕生します、オスバチも女王蜂も1〜2週間巣に留まった後 交尾の為巣を離れていきます、交尾をおえた女王蜂はすぐに越冬の場所を探し雑こ木林内や枯れ木、土中などで越冬します、オスバチ、働きバチは例外を除き越冬せず死亡します スズメバチの巣は再利用される事なく、来年新女王蜂一匹から巣作りがスタートします。